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現在の場所: ホーム 担当教員 井口 陽子 Syllabus2013 心理言語学

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科目名 心理言語学 
担当教員 井口 陽子
授業の目的、または到達目標 心理言語学の基礎知識を学び、「ことば」と人間の心理的メカニズムについて様々な視点から考えることにより、柔軟かつ論理的な思考力を身につける。
 < 到達目標 >
 ・人間のもつ言語能力について、様々な視点から説明することができる
 ・実験計画を立てることができる
 ・論理的に物事を考え、それを文章に表すことができる
授業の概要 心理言語学は、言語を人間の心理的メカニズムをとおして研究する分野である。本授業では、音声認識・文理解・言語獲得・人間の脳に関する実証的な研究を概観することにより、人間はどうして言語を話すことができるのだろうか、また人間の頭の中では言語処理がどのように行われているのだろうかという問いについて、様々な視点から考察していく。

授業の形態 講義形式で授業を進め、議論する機会も設ける。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 授業内容の説明
  • 音声:  母音と子音の体系と獲得, 音節とモーラの認識と生成
  • 教科書 p.12-24
2
  • 音声: アクセントの認識と生成, リズムの認識と生成, 擬音語・擬態語
  • 教科書 p.25-33
3
  • 語と文字: 心内辞書の構造
  • 教科書 p.33-42
4
  • 語と文字: 文字の認識
  • 教科書 p.43-46
5
  • 文と文章の理解: 文の記憶
  • 教科書 p.46-56
6
  • 文と文章の理解: 文章の理解
  • 教科書 p.56-62
7
  • 文と文章の理解: 比喩の理解, 聞くこととノート・テイキング
  • 教科書 p.63-72
8
  • 母語の獲得: リズムと音声の獲得
  • 教科書 p.72-80
9
  • 母語の獲得: からだの機能, 意味の把握
  • 教科書 p.80-86
10
  • 母語の獲得: 会話の機能
  • 教科書 p.87-98
11
  • 外国語の習得・学習: 第2言語の記憶と概念, 繰り返しの効果と語彙の学習, 音声英語の学習
  • 教科書 p.98-111
12
  • 外国語の習得・学習: 英語の読みと音韻, 話すことと聞くことの関係, 外国語効果
  • 教科書 p.113-117
13
  • 言語と脳・思考・文化: 脳と失語症
  • 教科書 p.118-123
14
  • 言語と脳・思考・文化: 言語獲得の臨界期
  • 教科書 p.123-139
15
  • 言語と脳・思考・文化: 言語と思考, 言語と文化
準備学習 教科書の授業内容に関する部分を読んでおくこと。
教科書 石川圭一 (2005) 『ことばと心理』 くろしお出版.
参考文献 授業中に紹介する。
成績評価方法・基準 出席・練習問題(15回): 30%, 課題 (2回): 35%, 小テスト (2回): 35%
備考 詳しいシラバスは初回の授業で配付する。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
井口 陽子 春学期 水曜日 4時限 2