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現在の場所: ホーム 担当教員 関根 聴 Syllabus2019 統計学

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科目名 統計学 
担当教員 関根 聴
授業の目的、または到達目標 ・日常生活と統計の関係性について考える。
・統計学のとらえ方の特徴や、統計の落とし穴について理解する。
・実用的に計算できる分析力と、解析した数値から状況を見抜く力を身につける。
授業の概要 正確な情報を収集する能力、また社会で起こっている様々な変化や出来事をデータ化して、その傾向を的確に捉える技術を習得する。加えてデータを提示しながら説明する能力を習得する。

科目群/ベンチマーク GEN2914(715生以前)・ GEN2180 (716生以降)
授業の形態 講義を中心として、グループワークなどを併用して授業を進めます。受講生が少数の場合はワークショップ形式(円形の座席配置)により行う場合があります。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • オリエンテーション
  • 身の回りのデータを確かめる(30分)
2
  • 各種統計資料の整理
  • 全体を見る目を養うシートの回答(30分)
3
  • データの種類と整理
  • 階級値と相対度数の整理(30分)
4
  • 単純集計とクロス集計
  • 表とグラフの作成(30分)
5
  • 3つの代表値
  • 代表値の算出(30分)
6
  • 標準偏差と正規分布
  • 分散と標準偏差の計算(60分)
7
  • 相関関係
  • 相関図の作成(60分)
8
  • 母集団と標本
  • データの無作為抽出(180分)
9
  • 帰無仮説と対立仮説
  • 仮説の設定(30分)
10
  • t検定
  • t検定の計算(60分)
11
  • カイニ乗検定
  • カイニ乗検定の計算(60分)
12
  • データ解析ソフトの活用①
  • ヒストグラム・グラフの作成(45分)
13
  • データ解析ソフトの活用②
  • 統計結果のアウトプット(45分)
14
  • データ解析ソフトの活用③
  • 関数による共分散、相関係数、カイ二乗の計算(30分)
15
  • まとめ等
準備学習 準備学習として、算数や数学で学んだ分数・小数の四則計算を復習して下さい。予習として、指定もしくは配布した文献や資料を必ず読んで下さい(60分)。復習では、ノートや配布物に目を通し、学習した内容について理解を更に深めて下さい(60分)。ワークシートを使用した宿題が不定期に出る場合があります。
教科書 プリントを配布します。各自ファイル等を用意し保存して下さい。
参考文献 必要に応じて紹介します。
成績評価方法・基準 平常点(主体的な授業参加度を重視する)20%、レポート等の提出物30%、試験50%の配分によって評価をおこないます。課題に対するフィードバックの方法として、レポートやワークシート回収後、課題についての解説を行い、多角的に物事をとらえ考察する姿勢を促していきます。下記の成績に関する備考欄にも、成績に関することが書かれていますので精読して下さい。

<成績に関する備考>
1.√(ルート)計算ができる計算機(電卓)が必要です、各自用意して下さい(携帯電話などの電卓機能は認められません)。
2.受講生でグループやペアを作り、ともに作業する機会が多くあります。
3.宿題として数学や算数に関する宿題を課すことがあります。
4.本講義ではすべての講義時間に、発言や発表を求めます。
5.成績評価にかかわりますので、講義初日に配布する「発言シート」を、最終講義日に必ず提出して下さい。
6.授業当日、学生証の不携帯や、学生証のカードリーダーへのかざし忘れなどの理由により、出席カードが必要な場合は、講義中であっても速やかに教壇まで来て教員に申告をして下さい。その際、学生の申し出た時間が、学校が定めた出席・遅刻の制限時間を超えていた場合には、出席カードの配布をおこないません。
7.学生からの申し出による過去の本講義の出欠の訂正は、原則としておこないません。ただし1週間以内に、当該の時間に出席をしていたことが証明できるものを持参し、授業開始時から出席していたことを学生が明確に証明できた場合のみ、訂正をおこないます。
8.次のような、学習姿勢に関する行為、他の学生の迷惑になる行為、授業の進行に支障をきたす行為は、当該科目の大幅な減点もしくは成績評価を行いません。
(1)私語をした場合。
(2)授業、課題、グループワークに取り組まない場合。
(3)学習意欲がないと見られる行為をした場合。
(4)授業内で知り得た他者のプライバシーを守秘しなかった場合。
(5)教員の指示に従わない場合。
関連リンク http://www.stat.go.jp/
http://jasr.or.jp/