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現在の場所: ホーム 担当教員 関根 聴 Syllabus2016 社会学 1

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科目名 社会学 1 
担当教員 関根 聴
授業の目的、または到達目標 あたり前のように見えてきた日常の生活や人とのやりとり、毎日見慣れた社会の風景を、社会学といった道具を使って眺めなおし、今まで見えてこなかった部分を浮かび上がらせながら、とらえていく力を身につける。

*到達目標
 ・社会学が用いている認識方法を身につけることができる。
 ・社会学の専門用語を説明することができる。
 ・社会の多様な側面を捉えることができる。
 ・社会構造や制度を含めた、社会のメカニズムについて理解できる。
授業の概要  毎日の生活の中で体験している出来事や、社会のなかで問題となっていることがら、あたり前だと思っていることやありふれた現象を手がかりに、その背景にある人々のつながりやその関係のパターンを一つ一つ解きほぐしながら、世の中のしくみを考えていきます。その過程を通じて基本的な社会学の視点や考え方、そしておもしろさについて学んでいきます。

授業の形態 講義を中心として、ディスカッションなどを併用して授業を進めます。受講生が少数の場合はワークショップ形式(円形の座席配置)により行う場合があります。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 社会学を学ぶことの意味
  • 「社会」や「集団」の分類
2
  • 家族という集団 
  • 集団的地位と役割についての分類
3
  • 結婚の意味と機能 
  • 結婚の意味と機能を考察する
4
  • 高齢社会の側面
  • 歳をとるということに対しての記述
5
  • 社会化というプロセス 
  • 私が受けた第一次社会化の分析
6
  • 労働とは何か
  • 労働はいかにして苦痛となったのかの分析
7
  • 都市という空間 
  • 都市-農村連続法の記述
8
  • 逸脱という現象 
  • 「逸脱的な状態」と「逸脱的な行為」の分類
9
  • 宗教と人間 
  • 誘引力の検討
10
  • 政治と社会 
  • 政治的無関心の分類
11
  • ジェンダー 
  • 差別と貧困の相関性についてとらえる
12
  • 環境における問題 
  • 環境とグローバリゼーションについて考える
13
  • グローバリゼーション
  • 国際化とグローバリゼーションの検討
14
  • 犯罪と社会
  • メディアとモラル・パニック
15
  • まとめ等
準備学習 予習として、指定もしくは配布した文献や資料を必ず読んで下さい。復習では、ノートや配布物に目を通し、学習した内容について理解を更に深めて下さい。ワークシートを使用した宿題が不定期に出る場合があります。
教科書 プリントを配布します。各自ファイル等を用意し保存して下さい。
参考文献 必要に応じて紹介します。
成績評価方法・基準 授業参加度(出席、発言)20%、レポート等の提出物20%、試験60%の配分によって評価をおこないます。
関連リンク http://www.gakkai.ne.jp/jss/
備考 1.「社会学2」を受講する前に、本講義を受講した方がより社会学の理解を深めることができます。
2.本講義ではすべての講義時間に、発言や発表を求めます。
3.成績評価にかかわりますので、講義初日に配布する「発言シート」を、最終講義日に必ず提出して下さい。
4.学生からの申し出による本講義の出欠の訂正は、1週間以上さかのぼってはできません。
5. 次のような、学習姿勢に関する行為、他の学生の迷惑になる行為、授業の進行に支障をきたす行為は、当該科目の大幅な減点もしくは成績評価を行いません。
 (1)私語をした場合。
 (2)授業、課題、グループワークに取り組まない場合。
 (3)学習意欲がないと見られる行為をした場合。
 (4)授業内で知り得た他者のプライバシーを守秘しなかった場合。
 (5)教員の指示に従わない場合。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
関根 聴 秋学期 金曜日 3時限 2