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現在の場所: ホーム 担当教員 関根 聴 Syllabus2014 家族とライフデザイン

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科目名 家族とライフデザイン 
担当教員 関根 聴
授業の目的、または到達目標 家族とは私たちにとって最も身近な存在であり、喜びも悲しみもともに分かちあう、他に変えることができない存在だと言えます。しかし他方、夫婦、親子、きょうだいといった家族関係の中で、こころやからだを傷つけられ苦しんでいる人々もいます。家族とはもともとこうした両面性を持つものなのか、それとも家族本来のあるべき姿を見いだすことができるものなのかについて、考えます。そして家族関係を含めた上での、今後のライフプランを思考しながらデザインし、選択していく力を身につけます。

*学習目標
 ・家族集団の分類や類型について説明することができる。
 ・家族を形成していく過程について説明することができる。
 ・家族のライフサイクルにおける危機について説明することができる。
 ・自己のライフプランについて思考することができる。
 ・高齢期における家族集団の変化、家族を支えるための諸資源について説明することができる。
授業の概要 はじめにこれまで私たちが漠然と考えていた家族という人々の集まりを、あらためてとらえなおすことからはじめます。そして交際をとおして数多くの異性の中から特定の一人を選択し家族を作り上げるプロセス、新しい家族としての夫婦関係の形成、子どもを育てるということ、家族の中で起こる危機と緊張、家族を維持してゆくための仕組みなど、家族ゆえにおこるさまざまな出来事や、家族生活におこる問題や変化、そして社会とのかかわりをとおして、自己と家族のライフデザインをしていきます。

授業の形態 講義を中心として、ディスカッションなどを併用して授業を進めます。受講生が少数の場合はワークショップ形式(円形の座席配置)により行う場合があります。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 家族について考えることの意味 
2
  • 家族とは何か 
3
  • 家族分析の手がかり 
4
  • 青年期の異性交際の意味と変化 
5
  • 配偶者選択のプロセスの意味
6
  • 個人と社会における結婚の意味と機能
  • 結婚の意味と機能についてまとめる
7
  • 結婚観の変化と晩婚化
8
  • 少子化の要因
9
  • 離婚とその背景の変化 
  • 離婚の社会的背景につてまとめる
10
  • ライフサイクルの変化
11
  • 高齢者の諸欲求
12
  • 高齢社会と家族
13
  • 家族危機と対処
14
  • 家族資源とライフデザイン
15
  • まとめ等
準備学習 予習として、指定もしくは配布した文献や資料を必ず読んで下さい。復習では、ノートや配布物に目を通し、学習した内容について理解を更に深めて下さい。ワークシートを使用した宿題が不定期に出る場合があります。
教科書 プリントを配布します。各自ファイル等を用意し保存して下さい。
参考文献 必要に応じて紹介します。
成績評価方法・基準 授業参加度(出席、発言)20%、レポート等の提出物20%、試験60%の配分によって評価をおこないます。
関連リンク http://www.wdc-jp.com/jsfs/
備考 1.本講義ではすべての講義時間に、発言や発表を求めます。
2.成績評価にかかわりますので、講義初日に配布する「発言シート」を、最終講義日に必ず提出して下さい。
3.学生からの申し出による本講義の出欠の訂正は、1週間以上さかのぼってはできません。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
関根 聴 秋学期 木曜日 4時限 2